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2018.07.23

【エクオール研究に関する報告会が行われました】

大人女性の健康の鍵を握るとして注目を集める女性ホルモン様成分

「エクオール」の研究をリードする婦人科医、吉形玲美医師による研究報告会が

当クリニックにて2018年7月19日に開催されました。

 

今回発表されたのは、当クリニックの院長、石垣洋子医師と吉形玲美医師の共同研究です。

注目成分エクオールの産生能と腸内環境の関係についての今回の研究は、

2018年4月12日にオランダのアムステルダムで行われた国際栄養健康学会

『19th International Congress on Nutrition & Health』にて発表され、

米国の医学専門誌『Journal of Nutrition & Food Sciences』

オンライン版(2018年5月10日付)にも掲載されました。

 

尿中のエクオール量(エクオール産生能)と腸内環境検査および食習慣調査を実施。

その結果、下記のような結果が示されています。(被験者58名)

 

1. エクオール産生菌そのものはほとんどの人が保有している(96%)が、エクオールを実際に産生できる人は少ない(22.4%)。

2. エクオール産生能がある人は腸内細菌の多様性(※2)が高い傾向が見られる。

3. 腸内細菌の多様性には、食習慣や生活習慣が影響している。腸内細菌の多様性が高い人は、根菜類、果物、きのこ類の摂取が多い傾向が見られ、コーヒー摂取、喫煙習慣が少ない傾向がある。

 

研究報告の他、更年期の様々な不調の原因や対策など、日常生活に活かせる

ヘルスケアアドバイスについても触れられ、有意義な報告会となりました。

 

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